BWGSまとめ 〜わっちパ〜

私がBWGS64のルールで愛用してきた構築をまとめておきます。

【はじめに】
この構築は第四世代GSルールで愛用してきたゴウカザルパルキアユキノオーホウオウをベースに構築されています。

この4匹に、サイコブレイクの登場により強化されたミュウツーエスパー技とドラゴン技を半減出来てバンギラスにも強いメタグロスを採用しました。
さらに、猫騙し持ち格闘枠のゴウカザルの代わりとしてコジョンドを採用して今のパーティが完成しました。

【個別解説】

ミュウツー
性格:臆病、控えめ
特性:プレッシャー
持ち物:拘り眼鏡、エスパージュエル、命の珠、ラムの実
技:サイコブレイク、吹雪、波動弾、草結び、大文字、火炎放射、シャドーボール、岩雪崩、ストーンエッジ、身代わり、挑発、トリックルーム、守る

サイコブレイクの登場により爆発的な火力を手に入れたポケモン。C226ジュエルサイコブレイクで耐久無振りのカイオーガパルキア、ホウオウを一撃で葬り去ることが出来る。ユキノオーを採用しているので吹雪は確定。残りの攻撃技は、ディアルガバンギラスに有効な波動弾、メタグロスに有効な大文字や火炎放射、カイオーガグラードンに有効な草結び、ミラー意識のシャドーボールが挙げられる。ドーブルを意識する場合は身代わりとラムを仕込めば安心して動かせる。岩技は対ホウオウピンポイント。コジョンドに岩技を搭載しない場合は採用も視野となる。現時点での特性はプレッシャーのみなので、特性の発動順番で相手のカイオーガやホワイトキュレムがスカーフ持ちかどうかを見破れる。

コジョンド
性格:意地っ張り、陽気
特性:精神力、再生力、捨て身
持ち物:気合のタスキ、命の珠、格闘ジュエル、飛行のジュエル
技:けたぐり、飛び膝蹴り、岩雪崩、ストーンエッジ、アクロバット、蜻蛉帰り、フェイント、猫騙し、挑発、日本晴れ、雨乞い、手助け、ワイドガード、見切り

最強の猫騙し持ち格闘枠。精神力のお陰で相手の猫騙しで怯まず、自分より早い猫騙し持ちで止まらないのが最大の強み。意地っ張りでもS157になり最速90族(S156)を抜けるのは美しい。しかし、BW2から登場したホワイトキュレム(S種族値95)により意地っ張りだと安心して動かせないので注意が必要。BWGSで必要される技が豊富なので技スペには悩まされる。BWGSの一般的なコジョンドは、けたぐり、猫騙し、フェイントがほぼ必須で最後の一枠が自由枠となるだろう。吹雪や潮吹きを防げるワイドガードが安定そうに感じるが、このパーティはホウオウが重めなので岩技を採用したい。特性については、精神力の他に再生力と捨て身がある。再生力は天候によって潰れたタスキの効果を取り戻せる。捨て身は飛び膝蹴りの威力を強化してくれる。C177格闘ジュエル飛び膝蹴りでH252パルキアを高乱数で倒せるのは非常に魅力的である。しかし命中に難有り。

パルキア
性格:冷静
特性:プレッシャー、テレパシー
持ち物:ハバンの実、オボンの実
技:ハイドロポンプ、亜空切断、竜の波動、雷、大文字、火炎放射、トリックルーム、守る

このパーティの主軸となるトリックルーム要因。ミュウツー、ルギアに次いで早い伝説枠のポケモンであるが素早さは最遅+αで運用していた。+αの理由は、特性のプレッシャーで相手のポケモンから得られるS情報が増える為である。例えば素早さを最遅+1の95にした場合、初手パルキアミラーのプレッシャー発動順で相手のパルキアの型が予測できる。相手のパルキアの方が遅くプレッシャーが発動した場合はS実数値が95以下と分かり、拘っている可能性が低いかつトリックルーム持ち+後発に遅いポケモンがいる等の予測が立てられる。しかしこれはBW1環境パルキアのお話である。BW2が登場してからは殆どのパルキアがテレパシー持ちとなった。私のパーティも大爆発メタグロスを使用しているのでテレパシーを採用している。

ユキノオー
性格:冷静、勇敢
特性:雪降らし
持ち物:黒い鉄球、命の珠、氷のジュエル、草のジュエル、気合のタスキ、オボンの実
技:吹雪、草結び、ウッドハンマー、氷の礫、岩雪崩、絶対零度、宿木の種、身代わり、守る

天候変化要因。先発で出して天候を取りに行ったり後ろからユキノオーを繰り出しながらミュウツーで吹雪を撃ったり色々な使い方が出来る。黒い鉄球を持たせるとSが29となり、相手の黒い鉄球持ちカイオーガグラードントリックルーム下で安心して先手を取れる。最遅モロバレルも抜ける。トリックルームが切れてしまうと上から殴られてボコボコにされてしまうのでプレイングには気を付けたい。

◆ホウオウ
性格:意地っ張り、勇敢
特性:プレッシャー、再生力
持ち物:食べ残し、ラムの実、飛行のジュエル
技:聖なる炎、ブレイブバード、羽休め、身代わり、守る

「ホウオウはカイオーガに弱いじゃん…」「ホウオウはバンギラスがキツい…」「ホウオウ使いにくそう…」「不意の岩技で死んで行くイメージ…」とよく言われているのを耳にするが私はそうは思わない。カイオーガに関してはしおふきを打たれる前にダメージを与えておけばそれほど怖くない。ハイドロポンプストーンエッジは守るや交代を駆使してPPを0にすることも難しくない。避ける可能性もある。岩雪崩はグラードン程度だったらHPに振れば耐る。バンギラスは聖なる炎で火傷常態にして、羽休めと守るをしていれば勝ててしまう。その他物理ポケモンも聖なる炎で火傷常態にしてしまえばかなり有利になる。吹雪で凍ってしまっても聖なる炎で溶ける。思わぬポケモンが岩雪崩やストーンエッジを持っているのは仕方がないが、何故岩技を採用するのだろう?ホウオウが重いと感じているから採用しているのではないだろうか。BW2から夢特性の再生力が解禁された。かなり強い特性であるが、基本的にホウオウは居座るポケモンなのでプレッシャーの方が強い(プレッシャーのお陰で勝てた試合が何試合もあった)。ホウオウは強い。

メタグロス
性格:意地っ張り、勇敢
特性:クリアボディ
持ち物:拘りハチマキ、ノーマルジュエル、ラムの実
技:コメットパンチ、思念の頭突き、アームハンマー地震バレットパンチ、大爆発、トリック、守る

爆弾。第五世代から大爆発仕様変更で火力が下がってしまったが今までと変わらぬ強さを誇る。ラムやノーマルジェルで運用していた時代は選出機会が少なかったが、拘りハチマキに変えてからは戦略の幅が広がった。テレパシーパルキアと選出して大爆発+トリックルームからのユキノオーを死に出しと言った戦い方も可能だ。苦手意識のあった瞑想ギラティナやタスキトリックルームシャンデラもハチマキトリックのお陰で勝率が上がった。害悪パもハチマキを押し付ければ勝ち筋を作れる。耐久調整に努力値を持って行かれて火力を伸ばせないのが悩みの種。

【選出パターン】
ミュウツー コジョンド ユキノオー パルキアorホウオウ
or
コジョツーで攻める

ミュウツー ユキノオー パルキアorホウオウ メタグロス
or
確実に霰状態に出来る

コジョンド パルキア ユキノオー ホウオウ

最も安定する選出だが相手にコジョンドミュウツーがいる場合は少し厳しい

パルキア メタグロス ユキノオー ホウオウorミュウツー
or
爆発+トリックルームからの展開が可能

ミュウツーorホウオウ メタグロス パルキア ユキノオー
or
対猫格闘+シャンデラなどのトリパ

【オフ会成績】
・第2回伝説厨オフ
予選7勝1敗1位通過
準決勝敗退
4位

・第4回ポケモンアリーナオフ
予選6勝1敗1位通過
準決勝敗退
3位

・第3回伝説厨オフ
予選7勝0敗1位通過
準々決勝敗退
ベスト8

・第5回伝説厨オフ
予選9勝3敗1位通過
準決勝敗退
4位

・第6回伝説厨オフ
予選5勝2敗2位通過
決勝敗退
準優勝
ミュウツーの枠がホワイトキュレム

【その他】
伝説厨オフ常連の方々がわっちパと呼んでいたのでわっちパと名付けました(